IRDBとJaLCの連携方式の変更に伴い「DOI管理・メタデータ入力ガイドライン」を改訂しました

オープンアクセスリポジトリ推進協会では、「IRDBデータ提供機関のためのDOI管理・メタデータ入力ガイドライン」のJPCOARスキーマ編および junii2編を改訂しました。

従来、IRDBを経由したDOIの登録については、IRDBのメタデータをJaLCシステムがハーベストする方式で行われてきましたが、この度、IRDBのメタデータをJaLCシステムに登録可能な形に変換し、JaLCシステムにデポジット(登録)する方式に変更することとなりました。

方式変更時期は8月頃を予定しておりますが、先行して改訂版のガイドラインを公開いたします。
改訂にあたっての主な変更点は下記の通りです。

junii2編・JPCOARスキーマ編共通
 ・「出版者(公開者)」が必須項目に変更
 ・「日付(刊行年月日)」が必須項目に変更
 ・JaLCコンテンツ種別「ジャーナルアーティクル」について「開始ページ」が必須項目に変更

JPCOARスキーマ編
 ・JPCOARスキーマver1.0.2に対応
 ・抄録ライセンスフラグに対応※

※8月頃に予定されているJaLCへのデポジット(登録)方式の変更以降は、条件を満たした内容記述は第三者による自由利用が可能な「抄録」としてJaLCに連携されます。

それぞれの項目に対応する各スキーマの要素やJaLCコンテンツ区分に対応する資源タイプは、下記のガイドラインを参照ください。

必要に応じて、ガイドラインに準拠するための機関リポジトリシステムの調整の準備をお願いします。
変更時期が決まりましたら改めて国立情報学研究所からIRDB利用機関宛てにお知らせする予定です。

IRDBデータ提供機関のためのDOI管理・メタデータ入力ガイドライン : JPCOARスキーマ ver1.0.x編(バージョン 1.3)
URL:https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/records/160

IRDBデータ提供機関のためのDOI管理・メタデータ入力ガイドライン : junii2編(バージョン2.4)
URL:https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/records/215

参考
IRDB技術情報 > 国立情報学研究所が取り纏めるJaLC準会員
URL:https://support.irdb.nii.ac.jp/ja/tech-info/jalc